観光庁がこのほどまとめた旅行・観光消費動向調査の2012年の年間値で、国内観光旅行の旅行目的地別の満足度を地方ブロックごとにみると、「大変満足」の回答の割合が最も多かったのは沖縄だった。沖縄は、1年以内に再来訪を検討するかを聞いた再来訪意向でも、「大変そう思う」の割合が最多だった。
満足度で大変満足の割合が全国平均の19.7%を上回ったのは、沖縄の30.9%、関東の22.5%、北海道の21.2%、近畿と九州の20.1%だった。
再来訪意向で大変そう思うの割合が全国平均の14.9%を上回ったのは、沖縄の22.3%、関東の19.0%、北海道の16.3%、近畿の15.1%だった。
同調査は住民基本台帳から抽出した2万5千人を対象に、年間の旅行実態を半年ごとに2回に分けて調べた結果。国内観光旅行の満足度と、再来訪意向の設問は、ともに直近の旅行に対する意識を聞いている。